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08.28
Sat
来年の3月に九州新幹線博多-新八代間が開業し,山陽新幹線との直通運転が始まります.現在,開業に向けての具体的な協議を詰めているところだと思われますが,こんなニュースが飛び込んできました.

大阪―鹿児島が3時間47分、新幹線「みずほ」登場へ
(asani.comより)

最速列車にみずほ?
うううむ...この名前の設定,鉄道好きからすると微妙に感じます.というのも,序列的には去年に公募で決まった「さくら」や,既に九州新幹線を走っている「つばめ」が上位に感じられるからです.

さて,「みずほ」という列車について.
1961年10月1日,「あさかぜ」,「さくら」,「はやぶさ」の次に設定された寝台特急列車,いわゆる,ブルートレインに付けられていた列車の名前です.「みずほ」の走行区間は東京-熊本・長崎で,長崎に向かう「さくら」と西鹿児島に向かう「はやぶさ」を補完する様な役割を担っていました.で...他のビッグネームに比べると若干地味な存在でした.

廃止されたのも他のブルートレインに比べて早めの1994年.去年まで走っていた「はやぶさ」廃止の時に比べて,そんなに騒がれなかったような...あんまり,覚えていません.「みずほ」そのものは,もちろんいい名前だと思うんです.30年以上も使われてきた訳で,馴染みもあります.でもねぇ...



じゃぁ,最速「つばめ」,直通「さくら」,九州内「みずほ」と順番を変えればいいのか,というとそれもちょっと違うような気がします.

「さくら」も「つばめ」も戦前に走っていた列車にも付けられていたっていう伝統レベルの名前.戦後も「さくら」は東京-九州間のブルートレインに,「つばめ」は東京-大阪間の昼行特急にも使われてました.
と,ここまでは同じような流れなんですが,「さくら」がブルートレインの衰退とともに廃止されたのに対し,「つばめ」は新幹線の博多開業により一旦は廃止されたのですが,JR化後九州内の看板列車として復活します.

この「九州内の看板列車として復活」という流れを考えると,たまにしか来ない最速列車を「つばめ」とするよりも,今まで通り普段の足としての島内の列車に「つばめ」と名付けた方がしっくりきます.
(この「九州内の看板列車」としての一面を軽視する人もいるのが腹立たしいんだけど...>_<)

つばめ列車の歴史
(JR九州から)



っていうか...

そもそも,いくら地元の要望とはいえ,直通列車の停車駅を増やすという考え方がおかしい.どう考えても直通は新大阪-新神戸-岡山-広島-小倉-博多-熊本-鹿児島中央で決まり.他の駅は博多発の列車でケアすればいいでしょう.また,運行本数がそこまで多くないのに別の名前を設定するのも変です.もう少し停車駅の多い直通列車があったとしても,それはすべて「さくら」でいいんじゃないでしょうか.運行してからも,利用状況によって停車駅は変わっていくものです.わざわざ列車名を分けてしまうと,将来,どちらかの名前が消滅する事態にもなり得ます.これは変な話です.


そんなことより認知度の上昇です.特に関西地方であんまり知られていないというニュースもありました.ライバル飛行機においては,熊本空港,鹿児島空港が市街地からとても遠いというハンデをかかえているのです.また,環境負荷が少ないというセールスポイントもあります.ここは勝負すべきところでしょう.
(少環境負荷ということで,もうちっともてはやされても良いのに,「エコカー」とかのほうが偉そうにしているのはどうなんでしょう?)

あとはデザイン.形状は無理なので,せめてカラーリングを工夫しないと.ドーンデザイン研究所の水戸岡氏も少し絡んでるようですが,もっと「水戸岡色」に染めてもよかったんじゃ...
(いっそのこと,800系と全く同じカラーリングでもいいと思う)

100828.jpg
全国を走るいろんな新幹線の中でも"最も美しい"新幹線/800系「つばめ」
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